薬剤師さんはやっぱり居てくれると安心
私は体が弱く、小さい頃から病院にはたくさん行っていました。特に小学生のころは月に一度は高熱が出ていて、お医者さんにはかなりお世話になりました。
そんな私が小学3年生ごろ、医薬分離になり、家から一番近い地元のクリニックも薬局が併設されるようになりました。薬剤師さんというお仕事が私たちの身近になったのもこのころからではないでしょうか。
地元のクリニックは、元々とても混むところだったのですが、薬局が併設されて混雑が解消されると思いきや逆に待ち時間が増えるようになりました。こうなるともう病院に行くだけで一日仕事になってしまいます。そして、薬剤師さんも医者の言うことと同じことしか言ってくれないので、当時の私は正直必要ないのではないかと思っていました。
そんな私も、中学生になると親元を離れて寮生活をすることになりました。しかし生活スタイルが変わっても虚弱体質が改善されることもなく、私はまた病院のお世話になることになりました。中一の私は、一人で病院に行ったこともなく、体調が悪くなるとつきっきりで誰かが看病してくれるわけでもないので、自然と薬剤師さんとの会話がよりどころになっていきました。
お医者さんは診察時間があるから、そんなに長くは私一人に時間を割くことが出来ないのですが、薬剤師さんは割とゆったりとお話しすることが出来てとても支えになりました。
お昼過ぎに病院にかかって薬を出されたとき、朝の分を今飲んでいいのか、そのあとの薬は何時間あけるか、などなど今考えるとわかっていて当たり前のことも、中一の私には不安がいっぱいで、薬剤師さんに聞くことが出来るととても安心感を覚えました。
また、最近の話で薬剤師さんが居てくれてよかったと感じたのは、漢方を処方されたときに、漢方専門の薬剤師さんにいろいろとアドバイスを頂けたことです。
診療所の先生が漢方を出してくれたのですが、先生自体は漢方医ではないので、私の質問したことに全部的確に答えることが出来ず、薬局で漢方専門の薬剤師さんにたくさん質問で来て本当に助かりました。
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